でんとうずかん

小石原焼 (こいしわらやき)

地域
福岡県東峰村
分類
陶磁器
素材
陶土
特技
52408540

用の美を確立した生活の器

小石原焼きは、伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりといわれ、筑豊地方で最初の焼き物産地となりました。400年以上の歴史と伝統を持つ小石原焼は、素朴で温かい風合が持ち味で、“普段使いの器”として、日本の食卓を彩ってきました。古時計のゼンマイを加工した鉋をあてて、
ぐるぐると文様を彫る「飛び鉋(とびかんな)」や、
刷毛で等間隔に美しい文様を打つ「刷毛目(はけめ)」
など伝統的な技法をいくつも持っています。

職人の技

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小石原焼の現代のライフスタイルにも馴染む幾何学模様は、職人さん自らが加工した道具でつけられます。中でも「飛び鉋(とびかんな)」は、等間隔にきれいに模様をつけられるようになるには、長年の修行が必要です。窯で焼く前の生乾きの生地を、ろくろの上で回しながら、ゼンマイの金属の弾力を使って模様を入れていきます。同じ深さで削っていくので、繊細な力加減と技術が必要で、失敗のきかないとっても神経を使う作業です。